【5分でわかる】テニスのスコア・点数の数え方|初心者向け基本ルール解説 (0, 15, 30, 40)

テニスのスコアボード

「テニスのスコアって、なんだかややこしい…」

「0点がラブ?なんで次は15点なの?」

テニスを始めたばかりの頃、スコアの数え方に戸惑うのは、あなただけではありませんよ。私も最初はちんぷんかんぷんでした。「0がラブ?15点刻み?なんでこんな数え方なの?」って、頭が「?」だらけでした。

でも、安心してください!この記事を読めば、テニスの基本的なスコアの数え方が5分でスッキリ分かります。
基本さえ押さえれば、すぐに友達とのゲームも楽しめるようになりますよ。

それに、スコアが分かると、自分で試合をするのがもっと楽しくなるのはもちろん、プロの試合観戦も「今、どっちが優勢なんだ?」「このポイントは重要だ!」というのが見えてきて、面白さが格段にアップしますからね。

一緒に見ていきましょう!

目次

まずはこれだけ!ポイントの数え方 (0, 15, 30, 40)

テニスの試合は、「ポイント」を積み重ねて進みます。
まずは、このポイントの呼び方から覚えましょう。

  • 0ポイント:「ラブ」(Love)
  • 1ポイント目:「15」(Fifteen フィフティーン)
  • 2ポイント目:「30」(Thirty サーティ)
  • 3ポイント目:「40」(Forty フォーティ)

「15, 30, 40って、なんで順番通りじゃないの?って思いませんでした?
私も最初は頭に『?』が飛び交いましたよ」

そう、1, 2, 3点目が「15, 30, 40」と、ちょっと特殊な数え方をするんです。
4ポイント目を先に取った方が、その「ゲーム」を獲得します(ただし、後述するデュースの場合を除く)。

【豆知識】なんで0点が「ラブ」?

ちなみに、「ラブ」の由来には面白い説があって、「卵(フランス語で l’oeuf)の形が0に似てるから」なんて言われたりもします。豆知識程度にどうぞ!

(詳しくは [テニス用語集へのリンク] も見てみてくださいね)

「ゲーム」「セット」「マッチ」って何が違うの?

ポイントが分かったら、次は試合全体の流れに関わる「ゲーム」「セット」「マッチ」です。

  • ゲーム (Game)
    上記のポイントを積み重ねた単位です。基本的には4ポイント先取した方が1ゲーム獲得となります。(例:40-15の次はゲーム獲得)
  • セット (Set)
    ゲームを積み重ねた単位です。基本的には6ゲーム先取した方が1セット獲得となります。ただし、ゲームカウントが5-5になった場合は、7ゲーム取った方がセット獲得(7-5)になります。もし6-6になった場合は、「タイブレーク」という特別なルールでセットの勝敗を決めます(タイブレークについては後ほど少し触れます)。
  • マッチ (Match)
    試合そのものを指します。決められたセット数(例:3セットマッチなら2セット)を先に取った方が、マッチの勝者、つまり試合の勝利者となります。

「この区切りが分かると、『よし、このゲームを取ろう!』とか『あと1ゲームでセットだ!』みたいに、試合中の目標が立てやすくなるんですよね」

最重要関門!「デュース」と「アドバンテージ」を攻略しよう

ここが初心者の多くがつまずくポイント、「デュース」です。
ゲーム中に、両者のポイントが40-40になった状態を「デュース (Deuce)」と呼びます。

デュースになったら、どちらかが2ポイント連続で取るまで、そのゲームは終わりません。

デュースからの流れ:

  1. デュースから1ポイント取ると…
    • サーバー側が取った場合:「アドバンテージ・サーバー
    • レシーバー側が取った場合:「アドバンテージ・レシーバー」(単に「アドバンテージ〇〇(プレーヤー名)」と言うことも多いです)
  2. アドバンテージの状態から、さらに同じ人がポイントを取ると…
    • その人のゲーム獲得となります!
  3. アドバンテージの状態から、相手にポイントを取られると…
    • スコアは再びデュースに戻ります。

40-40のデュース。ここからが長いんですよね…。
私も、大会でデュースが延々と続いて…ポイントを取っても取られてもデュースに戻る、あの終わりが見えない長さと精神的なプレッシャーは、本当にキツいものがありましたね。

でもルールさえ知っていれば、焦る必要はありません!
デュースになったら、「ここから2ポイント連取!」と気持ちを切り替えましょう。

(デュースやアドバンテージも [テニス用語集へのリンク] で確認できます)

タイブレークってどんな時?(初心者向け簡易解説)

先ほど少し触れた「タイブレーク」。
これは、ゲームカウントが6-6になった時に行われる、セットの勝敗を決めるための特別なゲームです。

タイブレークでは、ポイントの数え方が「0, 1, 2, 3…」と通常通りになります。

  • 先に7ポイント取った方が、そのタイブレークとセットを獲得します。
  • ただし、ポイントが6-6になった場合は、そこから2ポイント差がつくまで続きます(例: 7-5、8-6、9-7…)。

サーブ権の交代など、細かいルールは少し複雑なので、別の記事で詳しく解説しますね!
ここでは「6-6になったら7点先取(2ポイント差必要)の特別なゲームがあるんだな」とだけ覚えておけばOKです! [タイブレークの詳細記事へのリンク]

誰がスコアを言うの?実践でのポイント

実際にプレーする時、「スコアって誰が言うの?」と疑問に思うかもしれませんね。

  • 基本的には、サーブを打つ人(サーバー)が、各ポイントが始まる前に現在のスコアをコール(宣言)します。
    サーバー自身のポイント数を先に言います(例:サーバーが1ポイント、相手が0ポイントなら「フィフティーン・ラブ」)。
  • もし自分がサーバーで、スコアに自信がない場合は、無理せず相手に確認しても大丈夫ですよ。
    「すみません、スコア何でしたっけ?」と聞けば、優しく教えてくれるはずです。

「自分がサーバーの時、スコアを間違えたらどうしよう…って不安になる気持ち、分かります。
でも大丈夫、最初はみんなそうですし、相手に確認するのは全然悪いことじゃないですよ。むしろ、しっかり確認し合うのが良いプレーに繋がります」

まとめ:これだけ覚えれば試合ができる!

テニスのスコア、最初は少し戸惑うかもしれませんが、基本はこれだけです!

  • ポイントは「ラブ(0), 15, 30, 40
  • 4ポイント先取で「ゲーム
  • 6ゲーム先取(基本)で「セット
  • 40-40になったら「デュース」、そこから2ポイント連取が必要
  • 6-6になったら「タイブレーク

この基本さえ押さえれば、もう友達と試合形式で楽しむことができますよ!
最初は間違えても大丈夫。プレーしながら、少しずつ慣れていきましょう。

スコアが分かれば、ポイントごとの駆け引きやゲームの流れが理解できて、自分でプレーする時も、プロの試合を見る時も、テニスがもっともっと面白くなりますよ!

Enjoy Tennis Life!

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